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2009年2月18日 (水)

江東女性殺害裁判無期懲役判決に思う死刑制度持つ大きな弱点。

 東京地裁で下された、昨年四月、東京・江東区で起きた23歳の女性殺害事件の判決を知って思うのです。
判決は言います。 犯罪行為の計画性が無い事、それによって行われた殺人という行為に対して、「残虐極まりないとまでは言えない」。
 私は人殺しという行為自体が、絶対許せない残虐極まり無い行為であり、如何に計画性が在ろうが・無かろうが、許されない事だと思います。首を刺したのが一回で致命傷になったかどうか、複数回刺していないから、執拗では無かった等と言うのも、行われた行為・殺人という行為に軽重を付ける思考で私には認められません。
 人の命を、本人の意思と無関係に奪う行為は許されてはいけないと思うのです。それが現在社会の当たり前の姿であり、常識であって欲しいと思います。
 日本に死刑制度が在るので、行われた殺人という許せない行為にも、より残酷か・それほど残酷では無いと、本来許されてはいけない行為と結果であっても、そこに軽重を作るのです。更に、被害者の家族や遺族の心情にも配慮して判決は出ます。
 死刑を判決するか、無期懲役を判決するか、その基準点を裁判所は作らなければ成らない。
 本来、世界的にこの近代裁判制度は、社会的人間として侵してはいけない行為をしてしまった人を悔い改めさせ、本来の人間の、社会的に受け入れられる姿に戻す事から始まっています。ここの原点は、公的仇討ちでは無いのです。ですから、例えば殺人という行為自体に、その計画性とか執拗せいによって、これはちょっと重大犯罪としてもその中では軽いなど私は在り得ないと思うし、犯罪被害者、或いは遺族の意識によって裁判所の判断が変わるとすればそれもどうかと思うのです。被害者は勿論、遺族もそれこそ「恨み骨髄」です。当然です。だが、それが裁判の結果に影響を与えてしまって、本当に近代裁判が可能なのかを、私は問いたい。
 そもそも、重大犯罪をしたのなら、殺してしまえが死刑制度維持の心だと私は考えます。その心は、やったんだから殺してしまう、どこか違いますか?
 

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コメント

トラにゃんさん、お返事が遅れてごめんなさい・・・
死刑制度のこと、難しいですね・・・・でも、私は反対なんです。
 トラにゃんさんの仰る事と想い、私も共鳴したくなるのです、それも充分に・・・
 でも、国連の調査を始め、世界調査の結果はハッキリ、死刑制度の存在が、犯罪抑止力に成っていない事実を明らかにしたのです。死刑制度が存在しても重大犯罪が減らない、無くても変わらない。国連も死刑制度廃止を訴えていますが、世界的な流れも死刑制度廃止です。先進国の多くは実際廃止していますし、アメリカでも多くの州が廃止しています。ヨーロッパ連合に加盟する条件の一つにも死刑制度廃止が含まれています。
 それ程、世界は死刑制度を再考し、現実的に踏み出す段階に来ているのです。
 私は、以前読んだ刑務管の人達の話が耳から離れないのです。「まともな人間よりも、もっと立派な人、こんなに清い心の人を、何故殺さなければいけないのか。」
 それは死刑を宣告されたからかもしれません。でも、何かおかしいと私は思うのです。更に、実際にその人の立っている踏み板を外して死という世界に連れて行くのは、拘置所の職員・刑務管なのです。人を殺す事を最初から覚悟して就職した訳ではない一般の、普通の労働者です。ですから、そのボタンを誰が押したか具体的に個々の労働者が自覚しないですむ様に、三人の労働者が担当します。
 私達全国民の平穏と安全にとって絶対無くす事は出来ない死刑制度だとすれば、そこで働く労働者の心の平安を侵し、更に逆の言い方をすれば、死刑を実際に自分の手で執行したくてしょうがないような人々の手に委ねられたらもっと恐ろしい事だと思うのですよ・・・ですから・・・こんな感じですから、その先の応えも持ち合わせていません。でも、人は殺さないで、みんなでいきたいのですよ・・・また、連絡頂きたい・・・・・・・・・・

投稿: やさえもん  | 2009年2月23日 (月) 20時52分

どこの部分を指して違うといっているのか
よく分からないけれどお宅の理論で行くと
何人殺しても被害者が全て天涯孤独で
あれば死刑にする必要ないってこと?
それこそ違うとわしゃ思うがね。

(やささんのブログで言い争いをするのは
本位ではありませんので必要とあれば
最初の投稿から全て削除してください。)

投稿: トラにゃん | 2009年2月22日 (日) 21時08分

やささん今晩は。ほんとにお久しぶりです。
この死刑に関しては僕はやささんと意見が違います。
まあ簡単にいえば抑止力ってやつです。
たとえば一人殺してしまった人が「もう一人
殺せば死刑かも」と考えることで救われるかもしれない
命と死刑囚の命天秤に掛けたとき、
前者のほうが重い(命の重さ天秤に掛けること自体
ナンセンスでへ理屈と言われればそうかもしれませんが。)
と考えるからです。
勿論自分の子供や孫が誰かに殺されたと想像したときも
まあそういう結論になってしまうのですが・・・
確かに仇討の考え自体ものすごく古いのですが
私というかかなり多くの人間が理性より感情に
左右される生き物ということでしょうか・・・
もし、もし死刑が廃止されるとしても代わりに終身刑を
復活させて絶対に脱獄不可能なところへ
収容してほしい(「羊たちの沈黙」にでてきた
レクターの入っていたようなところです)と思ってます。
なんかだらだら書いてしまいました。

話は変わりますが私のいる選挙区は共産党の候補
いません。ですから比例代表はいいとして選挙区は
民主党にするか白票出そうか迷っています。
まあ自民党に入れるのだけはありませんが。
どうしたもんですかね。
それではまた。

投稿: トラにゃん | 2009年2月19日 (木) 21時34分

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