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2009年5月19日 (火)

都立三鷹高校卒業生が校長先生に贈った「卒業証書」。

 都立三鷹高校の土肥信雄さんは東京都教育委員会に対して異議を唱え続けた校長でした。今年三月で定年を迎え非常勤教員の採用に応じましたが不合格になりました。合格率98%の試験で・・
 東京都教育委員会は各学校に対して職員会議での教職員の挙手・採決を禁じました。それに対して土肥元校長は異議を唱え、民主主義の現場でなければ成らない教育の場で、教職員の自由な意見の交換も、教職員自ら参加しての採決さえ認めないのでは、校長の独断と指示だけがまかり通ることになり本当に生徒の事を思った教育が出来ないと考え、東京都教育委員に対して異議を申し立てていましたが、東京都教育委員会は認めませんでした。そんな土肥さんに卒業生が卒業証書を差し上げたのです。 『卒業証書 土肥信雄殿 右は教育委員会の弾圧にも負けず本校所定の課程を修了したことを証する 第58期卒業生一同』
 土肥さんは全生徒の名前も覚えていました。毎朝昇降口に立ち、クラスごとの生徒の写真帖まで持ち歩き校長室にこもることは殆どありませんでした。正しいと思うことは発言しろ、それが言論の自由だと教えてきました。
 土肥さんが宝物だという色紙にはびっしりと生徒達のメッセージが書き込まれていました。目立つのは「校長先生に名前を覚えてもらって嬉しかった」「毎朝声をかけていただいてありがとうございました」。
 このように生徒に慕われ、教育に熱心だった土肥さんをこうげきし、非常勤採用まで不合格にした東京都教育委員会の姿勢はこどもへの本当の教育を考えない、物言わぬ人間作りを目指しているとしか思えません。その道はかつて日本がたどって来た戦争に向かうあの時代の道だったのではないでしょうか。
 卒業生の心に沁みた先生の存在に私は感動しました。

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