« 安保条約の廃棄は決してアメリカと喧嘩別れすることでは在りません。平等で対等な日米平和条約を締結すことなのです。それは現安保条約の条項に則っている正当な道なのです。 | トップページ | わたしの作曲意欲を掻き立てた藤沢周平氏の作品「明け烏」という短編作品。 »

2009年6月25日 (木)

「選挙による独裁政治」それが比例代表削減の本当の狙いです。

 多くの世論調査結果にハッキリと示されていることは「自民党も民主党も大して変わりが無い」という国民の多くの意識です。その意識の下は、民主党も自民党から出た人たちがたくさんいて、国内政策も・外交政策も自民党の政策と殆ど変わらない事を見抜いているからです。

 ですが問題は「自民党はもう嫌だから民主党に投票するしかない、何かちっとはましに成るかもしれない」という根拠の全然無い『期待』、自らも認めている自民と民主に大した違いが無いことを百も承知で民主を選ぶ、それが新しい次期国会で「選挙による独裁政治」を招きよせる根本的選挙制度改悪を強行させてしまうことです。

 そんなこと国民の多くは絶対望んでいませんがきっとします、民主党は今度の総選挙の公約(マニュフヱスト)に比例代表の大幅削減を謳っているのです。その民主党がもし政権を取れば真っ先にこの比例代表削減公約を実現すべく行動に移します。理由は簡単明瞭です。「国会議員が自ら身を切る」というこの削減数を巡って自民党と競い合っている民主党、他に自民党との違いを出せないから、自民党よりより多くの削減数を提示してそれをまず実践することは明らかです。だってそれ以外のことで民主党が主張していることは「官僚政治の打破」ですが、本当にそれをするのなら今まで「官僚がしてきた」ことを一体誰がするのか?同時に今までの官僚に代わって新しい誰かがする仕事を一体誰が監督するのか?その時に国会議員が減っているのですから、本当に誰がするのか何も明らかにしていません。
 この「官僚政治打破」と云う主張も、こどもが親の貧困を引きずり貧困人生が再生産されるのも、国民の困窮も、労働者がまともに就職出来ないのもみな「官僚」が悪いのだという方向に国民の意識を持っていく極めて悪質な主張です。わたし達国民の苦難の原因は他に在るのにそれをきちんと国民に捉えさせたく無いから、逸らすのです。同時にもう賞味期限がとっくに過ぎた自民党が「官僚政治打破」に有効な「反論」が出来ない事を良いことに、自民・民主のどうでも良い「対立」が演じられているだけなのです。

 同じ穴のムジナですから、ちょっと色目を変えたり、臭いをちょっと変えたり、見栄えを変えたりしなければ誰にでも直ぐばれてしまいます。そんな二つだけのムジナ党で国会の全議席を占めたいのです。その為に「国会議員自ら身を切る」等と云いながら国民を騙し、さらに「その上でこそ消費税増税のお願いが出来る」などとふざけたことを実は云っているのです。お願いなんかしないで勝手に国会で増税を決められる、それを目論んでいるのです。


 「国会議員が自ら身を切る」って一体何なんでしょう?歳出削減の為を理由としているのですが、国会議員は本来国民の声の代弁者なんです。議会制民主主義国家においてはこの代弁者が必要なのです。先進諸国に比べて、人口当たりの国会議員数が日本は大幅に少ない。それをさらに減らす事は国民の多様な色々な意見の代弁者を減らす事になるのです。民意を国会に反映させなくすることです。国会議員にしろ、地方議員にしろ、議員は自らの生活維持の為、ましてや儲ける為にすることでは絶対在りません。歳出削減を理由にして議員数削減を主張すること自体、議会制民主主義の本質に反しています。さらに、このような主張をする政党が勝手に「政党助成金」制度を作って国民の税金からピンはねをしているのです。その時には「民主主義のコスト」だ等と云い、その制度の廃止は絶対主張しない。歳出削減ならまずこの予算を日本共産党のように拒否し、国民に対する助成金制度がどんどん廃止され無くなっている世の中なのですから、国民の生活保障の財源にするべきです。

 いい加減だと思われませんか?自民党ムジナのいい加減さはもう判りきっていますが、新たに出てきた新顔のムジナに騙されたら馬鹿を見るのはわたし達であり、こども達なのですよ・・・

|

« 安保条約の廃棄は決してアメリカと喧嘩別れすることでは在りません。平等で対等な日米平和条約を締結すことなのです。それは現安保条約の条項に則っている正当な道なのです。 | トップページ | わたしの作曲意欲を掻き立てた藤沢周平氏の作品「明け烏」という短編作品。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 安保条約の廃棄は決してアメリカと喧嘩別れすることでは在りません。平等で対等な日米平和条約を締結すことなのです。それは現安保条約の条項に則っている正当な道なのです。 | トップページ | わたしの作曲意欲を掻き立てた藤沢周平氏の作品「明け烏」という短編作品。 »