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2009年6月11日 (木)

国民にとって本当に怖いのは、こどもより教育委員会に睨まれることを意識した学校長・教頭の根本的姿勢と、従わざるを得ない教員を作り出す教育法制の改悪をした自公・民を批判する。邦楽教育「重視」が日本の軍国主義化のオブラートに成っているとしか考えられない事実をご報告します。

 私は文化庁の委嘱事業「伝統文化こどの教室」を実際におこなってきて、今年も文化庁の事業として支援(国民の税金)を受けました。私が開く教室の名前は「ヤサヱモン座三味線教室」と言います。
 一年間、正確には9ヶ月を要して毎月二回、18回の教室を開きこども達が三味線を弾けるようにしてきました。
 今日は、一つの小学校と一つの中学校に昨日コンタクトして訪問し各校の校長にお会いし「こどもたちに三味線を教える文化庁の委嘱事業をしています。ついては全校児童・生徒にその案内チラシを配って頂きたい」と要請に行きました。
 開口一番言われる事は「教育委員会の推薦書きが無いと児童・生徒全員に配る事は出来ない」。
私の質問「それは教育委員会の決まりですか?」。
答え「決まりでは在りませんが、教育委員会からきた文書なら皆に配布します」。
私の質問「それは当然でしょうが、これは教育委員会も含む文化庁の事業なのです。それなのに教育委員会の推薦は要らないと思うのですが?」
答え「配れない」。

 小学校の校長は私の「こどものことを第一番にお考え下さい。こども達が日本音楽に触れられ機会なのですから、是非こどもたちにこのお知らせのチラシを全校児童に配布して頂きたい」と言う願いに応えて下さいました。
 ですが中学校の校長はこれから教育委員会に問い合わせて、それでも尚「クラスに数枚のチラシを置くことなら認める」と云うのです。私は拒否したのです。散々教育委員会に問い合わせ、結果としてあくまでも生徒全員配布には応じないと云うのなら「この学校にはお願いしません」と席を立ってきてしまったのです。何故なら、お許し下さい、私は教育者では在りません。自分で素敵だと思った長唄三味線を弾き生きてきただけの芸人です。自分の「上」の部署も、自分を点数付ける部署も私には無い。生活を保障してくれる部署も無い、全てが自分の責任、今はやりの変な「自己責任」ではなく本当の意味で自分の力で切り開いてきた人生。それも文化庁と言う校長にとっては大きなバックが在る事業の募集のチラシさえ自己判断で配る事が出来ない、いちいち教育委員会にお尋ねしなければ答えが出せない貧困さ。昔なら馬鹿としか言えないような人が教育現場の一つで明らかに馬鹿げた対応をしているのです。
 ここから私が感じた事、日本音楽重視は形だけのこと、日本が軍国主義に再び成っていく過程の国民騙しのオブラート。日本音楽を本当に普及させようと考えているのなら、真剣に取り組むべき事業です。だが現実は本格的に予算をとり体制をつくる事何もしません。唯一の事業がこの文化庁の事業だけです。
 これまでに参加したこども達の生き生きとした姿を見ていて本当に力を貰いました。こども達は三味線を心から楽しんでくれるのです。だが、教育委員会の権限を強め、教育委員会を重視する政府の立場は、現場の教職員を萎縮させ、自分で判断する事を物凄く恐れ「お上」の意向ばかりをきにしています。これで自立したこどもが育つはず在りません。
校長は云いました「大体から中学生は全員部活に入っていて、土曜も日曜も部活で時間が在りませんから無理ですよ」。たわけ!色々な可能性が在る中学生、それなのに一つの部活で縛りつけるどこに教育として意味が在るのか。こどもを疲れさせて非行に走らないようにさせるといった昔から、非行は減らない。確実に変化してきたのは自分の頭で考え、正しいと思ったことを堂々と言えるこどもが少なくなった事。
 上の顔色をうかがうことは、人間として恥ずかしい事です・・・

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