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2009年11月 2日 (月)

明日は我が身か、裁判員制度への疑問。

 今日(2日)付け朝日新聞夕刊で知ったことは、裁判員候補に選ばれると裁判員に選ばれることを見越し、裁判の日程に合わせて三日間仕事を空けとかなければ成らない事でした。

 そして裁判所に行って裁判員に選ばれなかった時は午前中で作業が終了するので日当5千円を手にするそうです。日当の上限は一万円で、半日ですから5千円・・・空けておいた二日分は関係無しだそうです。
「割が合わなぬ」・・・・

 極めて「日本」的だなと私は思いました。
 根本的民主主義が国民の共通認識にもなっていず、国民の根底的部分にまで根付いていない日本では当然なのです。制度だけを先走らせて作った結果だと思いました。
  
 私は「割が合わぬ」という思いを声に出した人々を責めているのでは在りません。
 全く逆です。

 明治天皇制政府以降「近代国家」に成ったといわれる日本は、それ以前の時代に比べても近代国家の体を成していませんでした。世界史的に見て「近代国家」と言える要素が在るならば、それは国家的産業の育成であり、国家的軍事力の保持でしょう。それ以外に、それ以前の日本の歴史と変わるところは在りません。

 それは庶民・国民にとってはなにも変わらない生活の延長でした。
 徳川幕府の時代と何も変わらない生活・・・・

 主権なんていう言葉さえ知らない生活・・・
 権利なんていう言葉さえ知らない生活・・・
 更には、ただ思うだけで、或る思想を持つだけで死刑になる・殺されてしまう時代を迎えたのです。
 
 戦後民主主義とは云うけれど、国民の多くが掴む事が出来た実態は可なり歪曲されたもので民主主義とはかけ離れた部落差別・朝鮮人差別が存在し、対外的にはアメリカ隷属、国内的には貧富の差を当然視する考えでした。私自身が体験した行為や想いから言うのです。

 私達は本来の民主主義の理念を何も知らないし実体験も勿論経験していないのです。

 そんな私達に「人を裁け」なんて急に云われても当然正常な判断は出来ないと思います。
 その根拠の一つとして私は今日の朝日新聞夕刊で知ったことを記しているのです。

 「日当」。どうにもこの言葉は人の行為の善悪を法にてらして裁く裁判員が行なう行為の代価を表す言葉として
は余りにもふさわしくなく、理解しにくいのです・・・・。
 更に、裁判員候補として選ばれてしまった人への「生活保障」の担保が余りにも国民の深刻な生活実態とかけ離れていて認めることが出来ません。

 どこかの、生活に余り困らない偉い人が思いついた案が決まってしまったのでしょうか・・・・?

 何しろ、人の行為を裁くんです。
 その結果によって本人だけでなくその家族も含め決定的な事態に陥る可能性を持っていることなのです。
 それを、民主主義の「み」の字も大して体験していない人に委ねるなんて、一体誰が想い付いたのでしょう・・・

 私はどの様な刑罰を受けるとしても「辞退」、これが私の応えです・・・・

  

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