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2010年1月28日 (木)

国民にあくまでも米軍基地「移転先選択」を迫ると、日米安保条約自体の存在に、国民の疑問が集中してくるでしょう。

 その地域の人々に耐えられない苦痛を押し着けて、日米安保条約が成り立っていることが、「移転先探し」の混迷は、より多くの日本国民に重大な問題点として気づかせるでしょう。

 歴史が語るように、国民に酷い生活を強要すればするほど、国民はそこから教育され、権力者が誤魔化して通り過ぎようとしても、国民の大きな反撃を受け、権力者の想いとは逆に墓穴を掘るのです。

 日米安保条約を貫徹しようと日本の権力者が想えば想うほど、国民にとって不当なその内容が、国民の目の前に突きつけられ、今までそれ程真剣に多くの国民が問題と思わなかったことを、「何てことだ!そんな馬鹿な話しがあるか!」というように問題視し、日米安保条約の是非という、日本の戦後を貫いてきた日米同盟という関係自体に国民の疑問が湧いてくるのです。

 それが、歴史の歩みから学べることの一つです。
 アメリカのヴェトナム戦争敗北もそうです。
 ソ連の崩壊もそれを示しています。
 東ヨーロッパ諸国の体制崩壊もそうです。

 嘗ての日本が、アジア侵略戦争をした時、日本を敗北させたのは連合軍の圧倒的な戦力が日本を敗退させたからだと、多くの人々は思っています。それは、当時戦闘に実際に参加していた多くの日本人もそうです。

 でも、本当は違うのです・・・

 例えば、日本軍が強大な戦力・火力を無尽蔵に持ち、自由に戦闘地域に運べたとしましょう。
 補給艦船部隊も撃沈されずに、戦地に到着したとしましょう。それでも、敗北したのです。

 強大な軍事力、武力を安定的に持てるという意味では、ソ連もそうでした。
 ヴェトナムでのアメリカ軍もそうでした。

 でも、、アメリカもソ連も敗北しました。
 アジアに乗りだしていった(侵略)日本も、最初の一時は破竹の勢いで進軍しましたが、戦地に日本がした現地で、その地域の人々には許しがたい行為、蛮行を繰り返したのです。

 権力を持ち、強大な武力を持つ集団は、自分勝手な横暴勝手をし尽くすのです。
 ここに、私が記事の始めから記しているように「思わぬ」敗北の本当の原因が生じるのです。

 いくら、占領しても、そこに住む住民を納得させられなければ、占領は何の意味を成さないのです。
 そんな占領地がもう一つ増えても、そこの住民には、予め占領の実態が伝わり、前の占領地よりもっと意味を成さないことに成るのです。

 日米同盟重要、日米安保条約絶対。これを、「豊かな」言葉で国民に「納得」させている時は大丈夫です。
 この条約の実行が、一部地域の人々の犠牲で済んでいるうちも大丈夫。

 それが、日本中の国民に関わるような形で、日本人、これでは誰も無関係ではいられないなと思わせた時、日米安保条約って、わたし達に実際どんな関係があるのか、一体何なんだ、という疑問をみんなに抱かせるのです。

 今までは、殆ど何も考えないで「安保条約必要でしょう。日本を守ってくれているんでしょ?」何て言っていた人たちにも、それって、本当なのか?を感じさせてしまうのです。疑問を持たせてしまうのです。

 何故なら、いつ自分の地域が、普天間基地の代替地になるか判らなくなったのです。
 今までは、アメリカ軍基地は沖縄にあるんでしょ・・ぐらいでしかなかったのに、何時わたし達の地域が基地代替地候補に成るかも知れないのです。他人事では無くなったのです・・・

  やっと、沖縄の苦しみを、自分の苦しみにできる状況が国民的に生まれたのです。

 私は、アメリカ軍基地・普天間の無条件返還を主張します。
 理由は簡単明瞭です。アメリカ本国では安全性を考えて、絶対、法律的に基地を作ることが出来ない条件の地域にあるのが普天間基地の現実なのですから。

 アメリカでは許されない地域にある普天間基地は撤去しなさい。
 これに、条件を付けるなど日本は認められません。
 直ちに、無条件で撤去するのが対等な関係です。

 これくらい鳩山政権は、独立国・日本の政府として、交渉どころか、一言で要求して当然な事です。

 「アメリカ政府は、日本には、アメリカでは安全基準で建設できない基地を、移設先を見つけない限り撤去しないと云うのですか?」「それが、日米同盟なのですか?」と紳士的に、穏やかにアメリカ政府に尋ねればよいのです。
 もし、これで、日米同盟にひびが入るのなら、この同盟変ですね・・・完璧に変です!

 

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