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2010年7月26日 (月)

今日26日付け朝日新聞「素粒子」に現れている、現代日本のマスメディアの無知と無感覚。

 全文をここに記します。
 「65年前の今日、ドイツでポツダム宣言。『右以外ノ日本国ノ選択ハ迅速且完全ナル壊滅アルノミトス』。朝日新聞は翌々日、『政府は黙殺 多分に宣伝と対日威嚇』と報じた。広島へ原爆が投下されるまで、11日。
 そのポツダムに、原爆犠牲者を追悼する石碑が建てられた。碑に埋め込まれた広島と長崎の石は、何を感じているだろう。65年の歳月がたった今も、核が世界を脅し続けていることに。」

 この「素粒子」を書いた人は、一体何を述べたかったのか?

 現在の世界では、核兵器廃絶の声と運動が大きな流れとなっています。
 今や、核兵器廃絶は未来に繋がる、未来を守る世界の常識に成りつつあります。

 では65年前のポツダム宣言は、核の脅し宣言だったのか。
 ポツダム会談に参加した連合国の首脳は、アメリカが日本に原子爆弾を投下することを知らされていたのか。

 否です!決して核の脅しではありませんでした。

 極めて非道な戦争行為と、非人道的悪逆三昧な行為を推し進めてきた日本がその時点でも、止めなかったのです。更なるアジア民衆の犠牲と、臣民(日本国民)に犠牲を押し付ける政策を、戦争終結後に自らの地位を少しでも有利にする唯、それだけの為に戦争終結を先延ばしにしていた、それが、65年前の日本政府の、誰も否定できない、資料にも残っている真実の姿です。

 この「素粒子」の作文をした人は、現代世界で核兵器で脅かして自分達の利益を守ろうとする国々、或いは、その「傘」の下でしか自国の安全は守れないと主張する人々と、ポツダム宣言を同列視しているのです。

 大体から『多分に宣伝と対日威嚇』と記したのは一体誰だったのか?

 答えは明瞭です、当時の朝日新聞です。何故なら『政府は黙殺』と記されているのですから・・・・

 このことへの反省が「社」としても「記者」としても何も無いから、こんな「素粒子」が記事として書けるのです。

 戦後始まった原水爆禁止世界大会。
 最初は一つだった運動が、いわゆる「社会主義国」だったソ連の介入によって分裂し、原水協(日共系)、原水禁(社会党系)、核禁会議(民社党系)等と報じたのは、朝日新聞を含むマスメディアでした。

 あなた達は、核兵器禁止運動そのものを、ちゃんと正確に報道さえしなかった。
 勝手に日共系などと云いだした。
 新聞記事としても、原水協が開く大会は小さな記事として扱い、原水禁の大会ばかり大きく取り上げてきました。

 でも、現在も世界から政府代表を多数迎え、大使館、公使館からの代表も迎え、広島市長、長崎市長までもが参加する世界大会は、日本原水協の大会しかありません。

 何も、日本共産党系等という報道が正しくなかったのです。
 日本共産党は国会の議席も減らしています。でも、世界大会は大きく発展し、世界の核兵器廃止運動の大きな要にさえ成っています。

 広島・長崎と人間に対して初めて原爆を投下したのはアメリカです。

 その、核の傘に入っているのが大切だと国民に思わせているのは、あなた達の報道が大きな影響力を持っています。

 「核が世界を脅し続けている」などという尤もらしい言葉で修飾しないで、真実を国民に伝える努力をしなければ、朝日新聞が泣きますよ・・・
 
 


 

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