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2011年4月16日 (土)

新学期『21日一斉再開』を決めた石巻市教育委員会の姿勢は、特段変わった姿勢ではありません。これが全国的な教育委員会の非「教育」的姿勢に他ならないから・・・・

 大震災の被害地域石巻市教育委員会が「21日一斉学校再開」を決めました。

 保護者達からは抗議の声が挙げられました!

 「何故、よーいドンで始めなければ成らないのか?安全が確保されなければこどもを通わせられない!」

 「通学バスを出すと云っても、そのルートは海岸沿いの398号一本道で、通学中に津波がきたら逃げ場が無い!」

 「やっと助かった命。こんな状態でバスを走らせるのなら、娘達を通わせられない!」

 「せめて、災害時にも通じる衛星携帯電話をバスと学校に配備して、保護者が安心できる環境を作って欲しい」。


 誰が考えてもすごく当たり前な当然の意見です。

 それに対して、石巻市教育委員会の山田元郎課長は答えました。

 「授業時間を計算すると、21日が妥協点。悩みの中で知恵を出し合って乗り越えるしかない」。

 この課長が最も大切に思っていることは授業時間のことです。文部科学省が決めたスケジュールです。
 だから21日一斉再校を決めたのです。

 ここには、こどもの安全を最優先課題とする発想は何も無いのです。


 私がタイトルで指摘したように、教育委員会なる組織は、群馬県教育委員会もそう、東京都教育委員会もそうですが、政府の決めた政策、それが例え間違っていようが無かろうが、それをこども達と教師に押しつけることだけを任務とする政府の出先機関なんです。

 何も、こどもの成長を見守り助ける教育委員会などでは無いのです!

 こどもに教えたいと情熱を持って教師を選んだ先生達に、文部科学省の決めた授業内容を限られた時間の中でこなさせ、何処まで出来たか報告書を書かせ、それら凡そ教育的ではない仕事に忙殺させ、こども達と向き合う時間を少しも与えず、その態度が校長によって評定され、職員会議も単なる校長の『意思』伝達会議になっている事実。

 それぞれのこどもが持つ能力を、「みんな持っているんだよ、それぞれ皆が独特の素晴らしい能力を持っているんだよ!」と開花させることなんか何もしない現在の教育現場。

 それが、本当だった事、皆さんも石巻市教育委員会の態度でお解かりに成りましたでしょ・・・

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