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2011年6月 5日 (日)

大阪『維新の会』の憲法を破壊する暴挙を私たちは許して良いのでしょうか!

 『大阪維新の会』が学校の先生に「国歌の起立斉唱」を義務付けた条例を強行採決しました。

 9月には起立斉唱しなかった教師の首切り条例まで用意しています。

 同時にこれからの選挙で、府議会で反対党が議席を獲得出来ないように、定数削減の名の下、地方選挙で初めてて小選挙区制度まで強行しました。

 教育現場の先生に「公務員であるなら決まりを順守するべき」「それに従えないのなら解雇も当然」。

 こんなことが許されて良いのでしょうか。

 憲法に第14条にこのように記されています。

 「すべて国民は法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的において、差別されない。」

 これにまず違反しているのが、今回強行採決された大阪の条例です!

 『国旗・国歌法』の制定時から「強制はしない」と国民に約束して定められた法律です。

 それが、今回の大阪市の条例では「国旗の常時掲載」「国家の斉唱時には、全教職員の起立」を義務づけたのです。

 もしそれを犯したら、その教職員を解雇するという条例まで準備して、強行採決したのです。

 私たちの父親・母親、先輩たちが、戦時中『君が代』歌い、その後に『海行ば』をセットにして歌わされて、天皇の世の中の永遠に続くことを願わされ、その天皇の為に命も投げ出せと、全くセットとして教え込まれた歴史の事実が在るのです。

 この事実は、戦後育ったとはいえ消せない真実です。

 私は父(満州事変に応召)から聞いてきたし、母からも苦労の大きさを聞いてきました。

 
 こどもを育てる教育現場で、先生が自らの思いを封じ込ませなければ成らないで、どんな豊かな発想の人間が育つのでしょうか?

 大阪『維新の会』を率いる橋下知事は「日本の伝統を・・・・」なぞと云っていますが『君が代』のどこに、日本の伝統なんて言える程の歴史が、伝統が在るのでしょう。

 たった明治天皇制政府が誕生してからの、ナポレオンのフランス革命よりも当然全然短い歴史。
 それも、アジアの国々の地下資源を詳しく調べ触手を伸ばした、大日本帝国の象徴の歌ではなかったのか・・・

 当時の中学生が、ブラスバンドで『君が代』を演奏しその後に『海ゆかば』を演奏した経験から、戦後は『君が代』も『海ゆかば』も廃曲になると思っていたそうです。

 『海ゆかば』は廃曲に成りましたが、『君が代』は国歌として残りました・・・

 何故か?

 アメリカ占領軍が方針を全面的に転換したからです。

 現在の『靖国派』成る人達は、愛国者を偽った売国奴でしか在りません。

 日本の伝統も云々もそうです!

 何も、日本の伝統音楽を育てようともしないし、勿論、教育現場で教えようともしない。

 私を含む個人的伝統音楽継承者が、こどもたちに教えてあげたいと思っても、何も協力してくれませんし、『事業仕分け』で全て支援は無くなりました。

 これからは「自力でしなさい」ということですが、何も公的支援のない事業が、その事業の継続と、この事業が非営利目的であることを証明しないで、一体どこの公立学校で児童に、生徒に開講のあ知らせを全員に配ってくれましょう・・・・

 私が開講しているヤサエモン座こども三味線教室は、今までの実績を重ねることによって今は、近在の小中学校では、即時に受け付けて頂けます。

 新たに立ち上げようとしたなら、絶対無理です!

 私は、伝統文化を愛国心教育に利用するな、また、伝統文化が愛国心を育てるための手段に利用されていることを、度々、このブログで訴えてきました。まさにその通りが現実です!

 私たち伝統音楽の継承者も、少しは利口に成らなければなりません!
 
 

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